マレーシア航空機墜落後のオランダでは

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7月17日に墜落したマレーシア航空の飛行機には、193人のオランダ人が搭乗していた。
その日の深夜、東南アジアにバケーションに行っている若い知人から電話を受けた。現地で落ち合う約束をしていた友人が墜落機に乗っていたらしいので、確認を取ってほしいとのこと。クアラルンプールに設置された安否確認の緊急番号に問い合わせると、確かにその友人の名前がリストにあった。
この墜落は、多くの人にとって身近な事件だ。
現場の状況は、「親ロシア派に完全に仕切られている。酔っ払って乱暴な振る舞いの武装勢力もいる」と報道されている。
報道陣や調査団は、彼らの理不尽な指示に従うことを強いられていると言う。事故翌日、法科学専門家による調査団と共にウクライナ入りしていたティママンス外相は、現場の一部しか見せないなどの武装集団の行動に対して、「調査の妨害をする人物は、何か隠蔽すべきことがある容疑者だと国際社会は受け取る。覚えておけ」と強い言葉で声明を出した。
オランダの銀行は、被害者から盗まれたクレジットカードやデビットカードの悪用を防ぐための対策を準備していると発表した。
一方、怒るルッテ首相のコメントも繰り返し報道されている。
19日夕刻の会見では、「たった今、時間をかけて自分の考えを電話でプーチンに伝えた」と首相。オランダ人らで構成された調査団や鑑識の専門家が妨害を受けることなく、安全に、公正かつ正確な調査を行えるよう手を尽くせ。そしてロシアが最善を尽くしていることを世界に証明せよ、とプーチンに迫ったと言う。
写真は、事故翌日スキポール空港に掲げられた半旗。