Markthal Rotterdam

LGBT アムステルダマー アムステルダム アムステルダム国立美術館 アート インタビュー エリック・ケッセルス オランダ オランダと日本 オランダのアート オランダのニュース オランダの伝統 オランダの政治 オランダの政治家 オランダの自然 オランダの選挙 オランダらしい風景 オランダ映画 サクラ シンタクラース スキポール空港 セントニコラース ダッチ・デザイン チューリップ ヒルト・ウィルダース ピート・ヘイン・エーク ファン・デル・ラーン市長 フィリップス フェミサイド ブラックピート マレーシア航空機撃墜事件 ロッテルダム ワデン海 ワデン諸島 事件 仁王像 北海 即位式 安楽死法 岩屋寺 水泳検定 渡り鳥と光害 王家 着衣水泳 移民
Markthal Rotterdam
建築の街ロッテルダムに、新たなランドマークが誕生した。
「マルクトハル」という国内最大の屋内食品市場で、世界的に知られる建築事務所MVRDVが設計デザインを手掛けた。
12000平方メートルの敷地に建つ高さ40mのアイコニックな建物は、巨大なトンネル型をした複合商業施設。4000平方メートルの食糧市場、1200台分の駐車場、228戸のアパートなどが入っている。屋内市場と住宅の組み合わせは世界初だ。
「都市建築に求められる密集度を保ちつつも、閉塞感からの解放と十分な収益性を確保するには大きなスケールが必要だった」と説明するのは、MVRDVのウィニー・マース。街の中心にあるこの食品市場は「食糧と、その重要性に焦点を当てて、街との密接な関係を提言している」と言う。その上、建築と都市とが一体であることを象徴するために、周囲の歩道と同じ石材でファサードやフロアを覆った。まさに、街の一部をデザインしたのである。

プレスプレビューで館内を案内してくれた、MVRDVのウィニー・マース氏。「スノビッシュなフードコートではなく、庶民的な”食品市場”という雰囲気を維持したい」と言う。
天井を覆う巨大な壁画も、色鮮やかで迫力満点。
152cm四方のアルミパネル4500枚で構成されたこの作品は、アーティストのアルノ・クネンとイリス・ロスカムが制作したもの。馴染みのある食材がモチーフになっている。
とにかく美味しいショップが目白押しで、軒を並べるレストランやカフェも、趣向を凝らしたメニューが自慢。ロッテルダム観光の休憩場所としても、是非ご活用あれ!


